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ひまわり新聞 vol.09

テーマは「アロマセラピー」

アロマセラピーとは、植物の香やいろいろな働きの力をかりて、 心や身体のトラブルを穏やかに回復し健康増進や美容に役立てていこうとする療法です。

その昔・・・

アロマセラピーという言葉は1937年に生まれました。 実験室の爆発事故で負ったひどい火傷がラベンダーの精油で後なくきれいに完治したことから、研究を進めて出来た言葉です。 人間は植物の持つ芳香物質を五千年前から利用してきました。 中世時代(ノストラダムスの時代)ヨーロッパを襲った疫病に対し不思議と調香師達だけが無事だった例もあります。

精油の作用について

精油の中には抗菌・殺菌作用があります。 精油は菌(ウィルス)をコーティングし、それらが体中に入っても8時間ほどで尿と一緒に体外に排出されます。 鳥インフルエンザは人型に変化すると言われています。 インフルエンザ予防のうがい、手洗い同様お気に入りのアロマを炊いてみてはいかがでしょうか?(^.^)

名前 主な効果
セイヨウハッカ 消化器系機能調節・鎮静・健胃作用・中枢神経系機能亢進・抗アレルギー
ユーカリ リフレッシュ・抗菌・呼吸器系疾患の緩和
ローズマリー 抗菌・神経痛緩和・血行促進・強壮・頭脳明晰
レモン リフレッシュ・頭脳明晰・頭痛緩和・消化器系機能調節・循環器系機能亢進
イランイラン 高揚・内分泌系調節・生理前緊張緩和
ローズ ホルモンバランス調節・生理前緊張緩和・殺菌消毒・鎮静・殺菌
ラベンダー 鎮静・生体リズム・高圧作用・不眠緩和
ネロリ 鎮静・細胞修復・生理前緊張緩和・不眠症緩和
ビャクダン 鎮静・強壮・抗菌・抗ウィルス・保湿作用・咽頭痛緩和

精油が心と身体に作用する経路

嗅覚を通しての精神作用・生理作用がある

香りの分子が鼻の奥の嗅上皮に達し、信号として嗅神経介して脳へと伝わります。香はダイレクトに脳に働きます!

(最近の市販されている香水の香りは、ほとんどが合成で、香りの良い排気ガスです。(-_-;))

嗅覚

香りや匂いは、かぐだけで脳を刺激します。その刺激は「大脳辺緑系」(本能や感情をコントロールしたり、自律神経やホルモン系の中枢がある)に達します。それにより、ココロからリラックスしたり身体全体の働きを整えます。